2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧
修辞法は、自分の思考や感情を読み手に伝える効果的な表現方法として使われてきました。様々な用法がありますので小説を書く際に今一度、頭に入れておきましょう。 【比喩法】 (直喩) 「まるで〇〇のようだ」と直接ほかの事物へたとえる表現法。 *浅い真珠…
小説を書く際にただ「月」と書くのでは味気ないという時にいろいろな表現を見ていきましょう。 【春の月】 朧月(おぼろづき) 春の夜のほんやりかすんで見える月。月の明かりが薄雲や靄にさえぎられてくすむ。春の季語。 【夏の月】 梅雨の月 梅雨の晴れ間…
【春の風】 春一番 立春後、はじめて吹く暖かい南の風の事。 貝寄風(かいよせ) 冬の季節風のなごりの風。陰暦2月20日前後に吹く西の風。貝を運ぶほどの強い風を意味する。 【夏の風】 薫風(くんぷう) 夏の初め、若葉の間を吹き抜け、新緑の香りを漂わせ…
【晩冬~春の雪】 牡丹雪 ふわふわした大きな塊の雪。春を前に暖かくなると雪同士がくっつきあうため雪片が大きくなる。牡丹雪よりも小さめな雪を「細雪」。場短雪よりもさらにふわふわした雪を「餅雪」という。 淡雪 春先にうっすら積もる雪。積もっても積…
【春の雨】 花の雨 桜の花が咲くころに降る冷え冷えとした雨。「桜雨」ともいう。桜の花が散るさまを表現するときにも使われる。 催花雨(さいかう) 春先に降る雨。花よ早く咲けと催促するところから言われるようになった。 菜種梅雨(なたねづゆ) 三月下…
小説を書く際にただ「雲」と表現するだけでは、イメージが伝わりにくいという場合に使ってみましょう。 すじ雲 繊維のような細い筋が連なった雲。種類としては、直線状のものや直線で先が巻いた形状のもの。曲線状など多数の形状がある。雲の中でもっとも高…